●雪印乳業株式会社（現在の雪印メグミルク。アイスクリーム部門は分社化、売却）の、長年にわたって培われたアイスクリーム製造技術や、同社アイスクリーム製造部門のあゆみを、歴代の商品や製造機械、全国（旧植民地含む）の工場等も詳しく紹介しつつ、実に１４年もの長い準備期間を経て編集、刊行された、渾身の非売品技術史。 ●食品業界、アイスクリーム製造技術に関心のある方、研究されている方にとっては、まさに垂涎の本。同社が、「バター編」、「チーズ編」に次いで刊行した「技術史」の、シリーズ３巻目。 ●非売品で、きわめて入手が難しい、貴重資料。２冊組で、いずれもＢ５判。「本編」は２１９ページ、「年表」は１６２ページ。２冊とも、背の部分が日焼けしていますが、それ以外の状態は経年のわりにおおむね良好なほうだと思います。今回逃したら、二度と入手チャンスがない・・・かもしれない、すぱらしい、食品企業の技術発展史。